頭脳的ゴルフ道

ゴルフクラブの選び方や練習方法など、頭を使ってゴルフを上達する方法をお伝えしていきます!

スライスの根本的な克服方法

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初心者のほとんど全員が悩むのがスライスです。朝一番で打ったティショットがシュルシュルと音を立てて右の林に消えていく様はもう絶望しかありません。それが怖くて口から心臓が飛び出そうなくらい緊張しながらドライバーを持つ人が多いのですが、そんなガチガチのスイングではますますスライスがひどくなります。

一度克服してしまえば何てことは無いのですが、逆に一生スライスに苦しむ人が多いのも事実です。今回はそんなスライスの根本的な克服方法をお伝えしたいと思います。

 

下手だからこそクラブの力を借りるべき


クラブにこだわるのはそれなりの腕前になってから。

まずは道具のせいにしないで腕を磨け!

こんなことを美徳のように言うおじさんがいますが、私はそれは大きな間違いだと思っています。


下手だから腕を磨くのではなく、下手だからこそ道具の力を借りるべきだと思うのです。さっきのおじさんは一見謙遜しているように聞こえますが、私に言わせれば腕がないくせにクラブの力を借りようとしないなんて逆におこがましいと思うのです


最近のクラブの進化は目覚ましいものがあり、プレイヤーのミスを助けてくれるお助けクラブと呼ばれるものがたくさんあります。例えば、 散々悩まされたスライスがいきなり治ってしまうこともあるのです。

ヘッドの重心距離が短くフェースが返りやすかったり、ヘッドが左を向いているフックフェースだったり、シャフトの先が柔らかくつかまりやすいクラブだったりするのですが、酷いスライサーだった人がクラブを変えた途端にパッタリとスライスが出なくなったなんて話は割とよく聞きます。

 

お助けクラブはあなたのスイングを矯正してくれる


お助けクラブを使うことは浮き輪やビート板を使って泳ぎを覚えることに似ています

泳げない人が泳ぎを覚える為に最も重要なことは水を恐がらないことです。なぜなら、水を怖がってしまうと体がこわばって丸まり、体を水面に浮かべることが難しくなるからです。逆に水を怖がらずに体を伸ばしてリラックスすることさえ出来れば、自然と体は浮いてくれます。

つまり泳げない人の原因は水に対する恐怖心であり、逆に言えばそれさえ克服出来さえすれば、もう泳げるようになったも同然なのです。しかし、この「鶏が先か?卵が先か?」的な話が泳ぎを覚えることを難しくしています。


そこで浮き輪やビート板のようなお助け道具があるのです。これらを使えば、水に対する恐怖心を和らげることができるのです。そうすることで、自然に体が浮き、泳ぐこと自体を楽しいと思えるようになります。初めにそういった経験を積んで水に対する恐怖心を払拭できれば、体を浮かせるコツも自然につかむことができるのです。


これはゴルフでも同じことが言えます。

例えばスライスを止めるには、インサイドアウトもしくはインサイドインの軌道でボールの右手前(ボールのプレーヤー側)を打つ必要があります。つまりボールを右前方(野球で言えばライト方向)に打ち出していくような軌道に矯正する必要があるのです。

しかし、スライスが出る人は自分の打球が右に飛んでいくことを十分知ってるので、右のミスが怖くてなかなか右前方に打ち出すことが出来ません。

そして、この恐怖心を克服しないまま練習を続けていると

 

右のミスが怖くてインサイドから振れない
→ 左方向に打ち出そうとアウトサイドインのカット軌道で振る
→ 余計スライスが酷くなる

 

という悪循環にはまっていくのです。これが「下手を固める練習」になります。


  

そこで、スライスしにくいお助けドライバーを使うとどうなるでしょう。

スライスしにくいお助けドライバーというのは普通に振るとフックが出るような極端につかまるクラブです。そんなクラブでアウトサイドインの軌道で振ったら、チーピン(激しいどフック)が出てしまいます

そんなミスをしたくないので、スイングプレーンは徐々にインサイドアウトになっていきます。振ってもスライスが出にくいドライバーだと分かっていれば、思い切ってインサイドから振っていくことができるのです。そうしてインサイドアウトの軌道が身についたら、もうスライスは克服できたも同然です。

このようにお助けクラブでスライスに対する恐怖心を払拭することで、あなたのスイングをスライスしないスイングに矯正することが出来るのです。

 

下手を固める練習はせず、お助けクラブに矯正してもらおう


つかまらないドライバーを無理して使って、スライスを克服するのはものすごい努力が必要です。毎週土日にコンスタントに練習を続けたとしても数ヶ月〜数年かかる人はザラにいますし、一生治らない人や逆に悪化する人もたくさんいます(あなたの周りにもいるはずです)。

問題なのは、スライスを克服できないプレーヤーは大抵の場合、自分の軌道がアウトサイドインであることに気付いていないのです。本人はインサイドから振っているつもりでも、スイング測定器で測ってみたら思い切りアウトサイドインの軌道だった・・・なんてことも珍しくありません(スイング軌道はゴルフショップで測ってもらえます)

 
せっかく毎週まじめに練習してきたのに、コースに出たらティーショットがスライス連発でOBだらけでは楽しくありません。実際にそれが辛くなってゴルフを辞めてしまう人もたくさんいるのです。

意地になって下手を固める
練習を繰り返すのであれば、クラブを変えて、クラブにスイングを矯正してもらうべきだと私は思います


お助けクラブは通過点。安い中古で良いから、すぐ購入しよう


体がインサイドからのスイングを覚えてスライサーから完全に脱却すると、今度はつかまりが良過ぎてフックが出るようになっていきます。そうしたら、お助けクラブを卒業して普通のクラブに買い換えることになります。その頃にはインサイド軌道が身についているので、お助けクラブに頼らずともスライスは出なくなっているはずです。自分の好きなクラブを買えばいいでしょう。

このようにお助けクラブはただの通過点に過ぎません。

どうせすぐ卒業することになるので、初めに購入するお助けクラブは中古の安いヤツでいいので、兎にも角にも今すぐに購入することをオススメします。

一番やって欲しくないのは、ダラダラ悩んで何もしないことです。

どうせ買うならと新品の高いクラブをいろいろと調べたり、中古でもメーカーやブランドにこだわって目当ての物が見つかるまで待ったり、挙句の果てにやっぱり今のクラブでも何とかなるんじゃないかと思い直して下手を固める練習を繰り返したり・・・。

もう悩んでいる時間が勿体ないです。

スライスを矯正する為に普通のクラブで毎週土日に練習を続けて仮に1年(100回)かかるとしましょう(1年ではまず治りませんが)。練習代が一回1,000円かかるとしたら、それだけで約100,000円かかる計算になります。

一方、中古のお助けドライバーなんて6〜7年前のモデルなら5,000円で買えるものもあります。意固地になって、クラブを変えずにスライスを治そうとする意味なんてあるのでしょうか?


この記事を読んでくれた方が懸命な行動を取ってスライスを克服されることを願ってやみません。


スライスを克服する為のドライバーはこちらの記事を参考にしてみてください。オススメのクラブをご紹介しています

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それとこちらの記事ではスライスを打たない為の小手先テクニックをご紹介しています。小手先ですので根本解決にはなりません。一時的に治っても大事な場面で失敗する可能性が高いです。調整レベルだと思ってください

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