ドライバーのスライスが止まらない人を見ているとその多くに共通してやっている間違いや勘違いがあります。他に悪いところが全くないのに、その部分だけが間違っていることでスライス地獄から抜け出せなくなっている人が多いのです。
この記事ではスライサーの人がやりがちな間違い・勘違いを紐解いていきます。第2回目のテーマは左へ打とうとするミスについてです。
この記事ではスライサーの人がやりがちな間違い・勘違いを紐解いていきます。第2回目のテーマは左へ打とうとするミスについてです。
【間違い1】左を向いて構える
初心者のスライサーに多いのが左を向いて構えるという間違いです。自分のショットが右へ右へと曲がっていくので、あらかじめ左を向いて打とうというわけですね。たしかにちゃんと相殺してくれればフェアウェイに残る気がするので理屈としてはわかるのですが、それは大きな誤りです。
左を向いて構えるということはオープンスタンスになります※。つまりスイング軌道はアウトサイドインのカット打ちになります。すると、ボールには強いスライス回転がかかり余計にスライスがひどくなるのです。そしてフェアウェイを超えて右のラフや林まで行ってしまうことも珍しくありません。
ではどうすれば良いかというと、逆に右を向く方が良いのです。右を向いて構えるということはクローズスタンスになります。するとインサイドアウトのスイング軌道になり、ボールにフック回転がかかりやすくなります。元々スライサーの人なら相殺されて丁度良いストレートボールが出るかもしれません。
※厳密にいうと左を向いて左に打つならスクエアなのですが意識は必ずフェアウェイ方向に向かってしまうので、どうしてもカット打ちになります
【間違い2】左へ引っ張ろうとする
次に多い間違いがスライスさせまいとして左に引っ張るようにスイングすることです。野球経験者に多いのですが、右に打つのを嫌って左に引っ張るようにスイングすると、体の開きが早くなって振り遅れたり、スイング軌道がアウトサイドインになってスライスが酷くなります。特にアウトサイドインになっていると、たとえフェースが真っ直ぐに戻ってきても、スイング軌道に対してフェースが開いた状態でボールに当たるので、ひどいスライス回転がかかるのです。
ではどうすれば良いかというと、逆に右方向、野球でいえばライト前に運ぶように打つのがベストです。ボールの右手前あたりをライト前方向に向けて打つイメージでスイングすると適度なドロー回転がかかりつかまった良い球が出やすくなります。
そのまま右に飛んでしまいそうな気がするかもしれませんが、クラブのフェースターンさえしっかり出来ていればちゃんとストレートボールが出ます。
ぜひ試してみてください！
以上、スライサーがやりがちな間違い【2】 左へ打とうとするでした！
ぜひ試してみてください！
以上、スライサーがやりがちな間違い【2】 左へ打とうとするでした！
